コラム Claude Code入門 更新:

Claude CodeでGitを操作する!コミットとプルリクエスト作成を自動化する方法

Claude CodeでGitを操作する!コミットとプルリクエスト作成を自動化する方法
目次 (24項目)
  1. 1. はじめに
  2. 2. 目次
  3. 3. 1. Claude CodeとGitの関係
  4. Gitが使えることで何が変わるか
  5. 4. 2. 変更をコミットする
  6. 基本的なコミット指示
  7. コミットメッセージのスタイルを指定する
  8. 特定のファイルだけをコミットする
  9. 5. 3. ブランチを作成・切り替える
  10. 新しいブランチを作成して切り替える
  11. 既存のブランチに切り替える
  12. ブランチ一覧を確認する
  13. 6. 4. プルリクエストを自動作成する
  14. 前提条件
  15. プルリクエストを作成する
  16. 7. 5. コンフリクトを解消する
  17. 8. 6. Git操作をClaude Codeに任せる際のベストプラクティス
  18. ① 機能単位でこまめにコミットする
  19. ② コミット前に差分を確認する
  20. ③ mainブランチには直接コミットしない
  21. 9. 7. CI/CDとの連携(GitHub Actions)
  22. PR作成時に自動でコードレビューを行う設定例
  23. 10. 8. まとめ
  24. 11. よくある質問(FAQ)

【メタディスクリプション】

狙いKW:Claude Code Git Claude Code PR 自動作成 Claude Code コミット 自動化

公開日:2026年4月26日|カテゴリ:

はじめに

「Gitのコマンドが苦手で、コミットメッセージをどう書けばいいかいつも迷う」

「Claude Codeで変更したコードを自動でコミットしてほしい」

「プルリクエストの作成もAIに任せられるの?」

Claude CodeはGitと深く統合されており、コードの変更からコミット・ブランチ作成・プルリクエストの作成まで、一連のGit操作を自動化できます。特に「コミットメッセージを何と書けばいいか迷う」という方には大きな時短効果があります。

前回の第6回:エージェントモードと組み合わせると、大きな変更を自律的に行ってそのままGitにコミットまで完了させることができます。

目次

  1. Claude CodeとGitの関係
  2. 変更をコミットする
  3. ブランチを作成・切り替える
  4. プルリクエストを自動作成する
  5. コンフリクトを解消する
  6. Git操作をClaude Codeに任せる際のベストプラクティス
  7. CI/CDとの連携(GitHub Actions)
  8. まとめ

1. Claude CodeとGitの関係

Claude Codeはプロジェクトのディレクトリを読み込む際に、Gitリポジトリであることを自動で認識します。Gitの情報(ブランチ名・変更差分・コミット履歴)を把握した上で作業するため、「現在のブランチに対して適切な変更」を判断できます。

Gitが使えることで何が変わるか

作業 Gitなし GitありClaude Code
コミットメッセージ 自分で考えて入力 AIが変更内容を読んで自動生成
ブランチ管理 コマンドを手動入力 自然言語で指示するだけ
プルリクエスト GitHub画面で作成 コマンド一つで自動作成
コンフリクト解消 手動で差分を確認・編集 AIが内容を理解して解消

2. 変更をコミットする

基本的なコミット指示

> 今の変更をコミットして

これだけでClaude Codeが変更内容を確認し、適切なコミットメッセージを生成してコミットします。

Claude Code: 以下の変更をコミットします:

変更内容:
- functions.php:wp_enqueue_scriptsを最適化
- style.css:モバイル表示のfont-sizeを修正

コミットメッセージ:
"feat: optimize script enqueue and fix mobile font-size"

実行しますか?[Y/n]

コミットメッセージのスタイルを指定する

CLAUDE.mdにコミットメッセージのルールを記載しておくと、常にそのルールに従ったメッセージが生成されます。

# コミットメッセージルール
- Conventional Commits形式を使う(feat: / fix: / docs: / style: / refactor:)
- 日本語で書く
- 50文字以内にまとめる

特定のファイルだけをコミットする

> functions.phpの変更だけをコミットして。style.cssはまだコミットしない。

3. ブランチを作成・切り替える

新しいブランチを作成して切り替える

> お気に入り機能の開発用にfeature/favorite-postというブランチを作って切り替えて
# Claude Codeが実行するコマンド
git checkout -b feature/favorite-post

既存のブランチに切り替える

> stagingブランチに切り替えて

ブランチ一覧を確認する

> 現在のブランチ一覧と、現在どのブランチにいるか教えて

4. プルリクエストを自動作成する

GitHubと連携している場合、Claude CodeがプルリクエストをCLIから自動で作成できます。

前提条件

  • GitHub CLIがインストールされていること(gh コマンド)
  • GitHubにログインしていること

プルリクエストを作成する

> 現在のブランチの変更内容でプルリクエストを作成して。
  タイトルと説明文はこれまでのコミット内容から自動で生成して。
  レビュワーは[email protected]を指定して。

Claude Codeが変更内容を読み込んでPRの説明文を自動生成します。

Claude Code: 以下のプルリクエストを作成します:

タイトル:feat: お気に入り機能の実装

説明:
## 変更内容
- ユーザーが投稿をお気に入りに追加・削除できる機能を追加
- データはユーザーメタ(_favorite_posts)に保存
- REST APIエンドポイント(/wp-json/myplugin/v1/favorites)を追加

## テスト方法
1. WordPressにログインする
2. 任意の投稿ページにアクセスする
3. 「お気に入りに追加」ボタンをクリックして動作確認

作成しますか?[Y/n]

5. コンフリクトを解消する

複数人での開発や、ブランチのマージ時に発生するコンフリクト(競合)もClaude Codeが解消を手伝ってくれます。

> git mergeでコンフリクトが発生しました。解消してください。

Claude Codeがコンフリクトマーカー(<<<<<<=======>>>>>>>)を確認し、双方の変更内容を理解した上で適切な解消案を提示します。

Claude Code: functions.phpでコンフリクトが発生しています。

<<<<<<< HEAD
function mytheme_enqueue_scripts() {
  wp_enqueue_style('style', get_stylesheet_uri());
=======
function mytheme_enqueue_scripts() {
  wp_enqueue_style('style', get_stylesheet_uri(), [], '1.2.0');
>>>>>>> feature/version-control

解析:
- HEADブランチ:バージョン番号なし
- featureブランチ:バージョン番号'1.2.0'を追加

推奨:featureブランチの変更(バージョン番号あり)を採用することを推奨します。
キャッシュ制御のために有用です。

この解消案を適用しますか?[Y/n]

6. Git操作をClaude Codeに任せる際のベストプラクティス

① 機能単位でこまめにコミットする

> 今の変更はお気に入り機能のデータ保存部分が完成したので、
  この単位でコミットして

大きな変更をまとめてコミットするより、機能単位でコミットすることで、問題発生時の切り戻しが容易になります。

② コミット前に差分を確認する

> git diffで現在の変更内容を確認して、コミットしても安全か判断して

③ mainブランチには直接コミットしない

> mainブランチには直接コミットしないでください。
  必ず作業用のブランチを作ってから変更してください。

CLAUDE.mdにこのルールを記載しておくと、毎回指示する必要がなくなります。

7. CI/CDとの連携(GitHub Actions)

Claude Codeはローカルでの作業だけでなく、GitHub ActionsなどのCI/CD環境でも動作します。

PR作成時に自動でコードレビューを行う設定例

# .github/workflows/claude-review.yml
name: Claude Code Review

on:
  pull_request:
    types: [opened, synchronize]

jobs:
  review:
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - uses: actions/checkout@v4
      - name: Claude Code Review
        run: |
          claude -p "このPRの変更内容をレビューして、
          問題点があれば指摘してください"
        env:
          ANTHROPIC_API_KEY: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }}

8. まとめ

Claude CodeとGitの主な連携機能:

  • コミットメッセージの自動生成・コミット実行
  • ブランチの作成・切り替え
  • プルリクエストの自動作成(GitHub CLI連携)
  • コンフリクトの自動解消

ベストプラクティス:

  • 機能単位でこまめにコミットする
  • コミット前に差分を確認する
  • mainブランチへの直接コミットをCLAUDE.mdで禁止する

活用のポイント:

  • CLAUDE.mdにコミットメッセージのルールを記載する
  • GitHub ActionsでCI/CD自動化にも活用できる

次回の第8回:MCP連携・外部ツール統合では、Claude CodeとJira・Slack・Google Driveなど外部ツールを連携させる方法を解説します。

よくある質問(FAQ)

Q. Gitを使っていないプロジェクトでもClaude Codeは使えますか?

A. はい、使えます。ただし、Claude Codeによる変更の履歴管理ができないため、バックアップを手動で取ることをお勧めします。この機会にGitを導入することを強く推奨します。

Q. コミットメッセージを日本語にできますか?

A. できます。CLAUDE.mdか指示の中で「コミットメッセージは日本語で」と指定するだけです。

この記事はClaude Code入門シリーズ(全10回)の第7回です。← 第6回:エージェントモード第8回:MCP連携 →

ご質問はお問い合わせページからお気軽にどうぞ。

著者:R-LLM 開発者

フォロー

Webエンジニアとして10年以上のキャリアがあり、現在はWordPressとLLM(大規模言語モデル)の連携、および生成AIを活用した課題解決のための開発に日々取り組んでいます。

私の信条は、クライアントに寄り添った伴走支援と、最後まで責任を持ってやり遂げる「遂行力」です。これまでの膨大なトライ&エラーの蓄積により、自身の領域内であれば不具合も迅速に解決できる現場の知見を積み上げてきました。

このブログでは、一人のエンジニアとして私自身がAI技術に抱いている純粋な興味をベースに、日々の探求プロセスを発信しています。

生成AILLMをどのように実務に組み込み、価値へ繋げていくか。自身の検証結果だけでなく、実務者としての視点に基づいた「考察や推察」も含めて共有することで、同じように試行錯誤を続ける方々と知見を繋げていければと考えています。

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